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開発コラム

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2019/12/27

第2回
『ファンタジーをぶっ壊す』

前回『ハーレムキングダム』の特徴でもあるハーレムについて語らせて頂きましたが、本作はもう1点「ん?」て思う要素があるかと思います。

ファンタジー設定です。

今回はこれに関してお話させて頂きます。―――

本作は俗に言う『異世界ファンタジーモノ』になるかと思いますが、正直に言うと私たちはこれをまともに取り扱うつもりはありません。


だって、主題はあくまでもハーレムだから!


実は本作のファンタジー設定はハーレムを楽しむための制作上のショートカット設定だったりします。 SMEEでは2作目に『晴れハレはーれむ』というタイトルを発売して、このときに色々と学んだ事がありました。

ハーレムを楽しむ上で一番難しいところはポジティブに倫理観を欠落させられるかどうかだと感じています。『晴れハレはーれむ』はそれが非常に難しかったです。

ハーレムは理論や理屈で作成するものでもないので、だからこそ結構ここらに囚われがちです。何故?とか、どうして?とか、他の子がどう思うのかとか真面目に考えれば考えるほど最初の狙いとは逆に 暗く落ち込んでいきやすいです。
楽しい空気感を出していきたいのに現実になぞらえた法律とかそういうものに縛られていってしまうのでどうやったらこれらを全部ぶっ壊してアクセル全開でぶっ飛ばしていけるかな… と考えた結果、

都合の悪いものは全部ファンタジーのせいにしてしまおうという話になりました。

現代社会になぞらえて法律とか倫理観をどうにかする事にテキストを費やすくらいならそれを必要としない世界を私らで作ってしまえ!と。 まぁ、ここらの文章はプレイヤーが読んで楽しいものでもないですしね。
ハーレムモノを楽しみたいのにその準備のためのウンチクとか語られても私はCtrlでスキップしちゃいます。 なので冒頭に書いたとおり、

真面目にファンタジーをやる気はありません。

これらは全て頭空っぽにしてハーレムを楽しむための設定ですし、書くのが早瀬くんなら全てがギャグの養分です。 早瀬ゆうのブレーキをぶっ壊すために今作の世界設定をした、といっても差しさわりはないかなと思っています。
例えて言うなら、『ラブラブル』においてフルーティアの2Fにいた野球部員くらいの滅茶苦茶を スケールアップしてお届け出来るくらいのノリは出すようにしております。 (このノリ、ダメな人はダメだと思います。すみません…)

私たちスタッフは『ハーレムキングダム』のヒロインたちを“嫁5(よめファイブ)”と呼んでいるのですが、 この嫁5と主人公でファンタジー世界をぶっ壊していくくらい好き勝手やらせて貰っています。

世界すら手のひらで転がし遊び倒す「超・主人公至上主義的世界観」を楽しんで頂けたらと思っております。 なので、モンスターやバトルがあるファンタジー世界が好きな人は相性悪いかもなのでご注意下さい……。


全てはヒロインたちと楽しくイチャイチャするために!!