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開発コラム

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2019/11/15

第1回
『え!? 純愛でハーレムを!??』

 『ハーレムキングダム』の企画概要を見て頂きますと、「ハーレム」というものが出てきてビックリされる方も多いかと思います。

私たちも分かった上で今回はここらにメスを入れていく事に致しましたので『ハーレムキングダム』の企画をご理解頂くためにも先ずはここらのお話をしないといけないよなーと考えております。

今作はジャンルも「一夫多妻制・純愛ハーレムADV」と明記しておりまして、 この“純愛”ハーレムがポイントになります。 皆さんが想像するハーレムゲームってどんな内容かな、と考えると 恐らくHシーンをメインに置いた「ヌキゲー」と呼ばれるものが多く当てはまってくるかと 思いますので、ハーレムを“純愛”と言われる事に違和感を感じるでしょう。

今回何故こんな事を言い始めたのかと言いますと、ちょっとメタな方面からの 切り口になってしまいますが…

ヒロインたちから好意を持たれて言い寄られるハーレム感を大事にしたゲームを SMEEは元よりHOOKSOFTやASaProjectでも取り扱っておりますが、これらハーレム感の強いゲームをプレイしていて 度々考える事があります。 個別ルートというものがあるため、必ず誰かを選び告白をして付き合う事になるのですが

「選ぶ必要あるんかな…」

という事。 だってみんなとイチャイチャしてるの楽しいんだもん!これが終わるのは寂しいよ! この延長線で進んでいけたらどんなにいい事か!


それと共にもう1点

「選ばれなかった子はこれからどうなるんだろう…」

正直あまり楽しい話ではないため作中では描写はしません。地雷原も多くなるので いっそ他のヒロインを個別ルートからカットしてしまうパターンもあります。 これが個別ルートの寂しさにも繋がってきてしまうので制作側としては地味に頭を抱える問題でもあります。 この手のゲームではタブーな話ではあるのですが、選ばれなかった子は結局のところ失恋してるんですよね。
(私にはこれが結構刺さってしまうのでヒロインはなるべくフラットにさせています)

1対1のみを純愛としてしまうと、結局のところ誰かの哀しみの上に成立してしまいます。 現実では致し方無い事です。日本では重婚は認められていませんし。
でも、だからこそ

ゲームの中でくらい成立させてもいいじゃん!

つまりはヒロイン全員が笑って暮らせる幸せな世界を構築しようとすると必然的にハーレムに収束していくんです。 だってヒロインたちは主人公が世界で一番大好きなので、主人公に選ばれない事はまごうこと無き不幸だからです。

だからこそ主人公には「うるせえ!全員俺が幸せにしてやる!」ぐらいのネジは吹っ飛ばして欲しいのです。 それを可能にしてくれるエロゲーがあってもいいじゃない!
それにほら、そのスタンスの方がSMEEの主人公ぽい。

『ハーレムキングダム』はヒロイン全員を幸せにするゲームです!
誰も哀しみに落としません! 愛し愛される幸せを皆様に堪能して頂くべく制作をしております。 だからこそヒロインたちはいつでも全力で気持ちをぶつけてきますし、主人公も返していきます。 この、誰も不幸にならない純愛ゲームを何と呼べばいいかを考えていったとき

「純愛ハーレム」

という言葉に行きついたのです。

愛に溢れたハーレムの楽しさを皆様に体感して頂けましたら今作における私たちの仕事の 本懐となります。 何卒宜しくお願い致します!