SPECIAL
スペシャル

開発コラム develpment column

2017.10.13

第4回 『萌え』て難しいなぁ、という話

書いた人:宅本うと

マスターアップまで一ヶ月を切った! 開発は絶賛修羅場中です。

オタク業界では「萌え」という言葉が一般化してしまっておりますが、この「萌え」というものは
考えていくとなかなかに難しいものだなと感じてしまいます。
固定化されてしまっているわりに感覚的な単語であるため、制作側もユーザー側も
自分の解釈の「萌え」理論を持ってしまっているなど。

つまりは、『伝わりそうで伝わらない言葉』なんですよね。
あなたの「萌え」と私の「萌え」は同じではないんですよ、といったところ。

それ故、開発においてはこのような曖昧な単語を仕様に組み込む事は御法度だったりします。
特にリテイク内容が「萌えないので」みたいなものだと作業者は頭を抱えてしまう
誤解やすれ違いを生みやすい厄介なワードなのです。


萌えゲーを作っているのに「萌え」という言葉が使えないとか、ちょっと面白いですよね。

SMEEでは「女を感じる瞬間」「チ●コがムズムズする瞬間」という
限定的かつストレートな言い方にしてしまってます。


ちなみに私は、相手がこちらを異性として見ている事を感じるとムラムラしてきます。
例えば普段パンツルックの女の子が、自分とデートをするときスカートを履いて来たとか。
SMEEでヒロインの服装を普段着とデート着を分けていたりするのもここらを基盤にしてます。
普段より気合を入れて来てる感が出るとドキドキ出来るんですよね。

逆にいえば、性的対象にならない行為がNGになります。
極端な例ですと、鼻をほじるとか。
でもオナラには可能性を感じてます。
オナラ自体はNGであっても、その後のリアクション次第ではかなりのポイントアップも有りうるなと。

そういえば同棲ラブラブルのときに早瀬君とオナライベントを入れる話をして、
それが出来るのは千夏しか居ねぇ!という流れになったけど結局やらなかったなぁ…。
まぁ…このような感じでいつも作業に詰まったときは、どんなときに女を感じるかなどの話をしたりします。
さながら修学旅行の夜に布団を囲んで恋バナに夢中になる男子のノリ
のような雰囲気だなーとも感じます。

そんな開発のひとコマでした。




あ、そろそろ体験版出しますねー。