"天紡ぐ祝詞"

〜序〜

遠い…遠い記憶。

まだ温かくて、優しさに包まれていた頃。


とても大切な情景。


いつしか、ぬくもりを忘れた時。

私は涙を流したのだろうか。


終わりがあるのか知れない、闇の中で。

繰り返し、繰り返し問いかけてきた。


……私は、ここに居るよ。


届かない想い。


けれど、それにすがらなければ、

全てが無くなりそうで。


巡り会えた貴方は、ただ一つの光。

大事に大事に紡いでいこう。

…そう。



一つの光と一つの詩を。

<<back